中古マンション買ってみた!フルリノベやってみた
連載企画『中古マンション買ってみた!フルリノベやってみた』
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#06 さらに間取りを考えるK
さて、ここからはちょっとマニアックで細かいお話になります。
間取りを変える目的は、やはり【自分にとって住みやすい環境にしたいから】に尽きると思うのですが
その住みやすさを考えて設計を進めます。
■①トイレのドア問題
マンションは廊下にトイレがある場合がほとんどだと思います。
廊下は大抵幅が780mm~1000mm程度になりますが、トイレの開き戸を開けた場合
廊下がドアでいっぱいになってしまって、手が壁に当たったり少し窮屈に感じる場合があります。
当初トイレドアは引き戸にしたかったのですが、音漏れの観点から断念しました。

現場で何度もトイレドアを開け閉めしてみて、窮屈さを拭えなかったので、もう一度設計を検討してみました。
現状、トイレドアは玄関側に蝶番が来ています。
通常トイレのドアはリビングからの動線を優先させる為、ドアを開けた際リビング側に扉が開かれるようになっています。
今回リフォームで間取りが大きく変わりトイレドアの廊下を挟んでナナメにドアのないウォークインクローゼットを配置しました。
リビングからトイレに行く場合、今とそう変わらない方法で入るようになります。
玄関側からトイレに行く場合、自分の体が邪魔でドアが開けられないので、一度トイレを大きく行き過ぎて、体をリビング側に置いてから入るようになります。

そこで、トイレドアの蝶番をリビング側に持ってきてみました(専門用語で「逆勝手にする」といいます。
リビングからトイレに行く場合、トイレドアを半分程度過ぎたあたりでウォークインクローゼットに体を入れると、トイレのドアをスムーズに開ける事ができるようになりました。
玄関側からトイレに行く場合もウォークインクローゼットの入り口に体やひじを入れ込むことができるので、体が邪魔でドアが開けにくいということがなくなりそうだとわかりました。

開き戸に体を煽られる事なくスムーズに大きくトイレドアを開ける為に、ドアの勝手(蝶番の位置)を逆にするだけでトイレのドア問題が解決しました。
■②玄関の謎に奥行の深い収納問題
玄関を入るとすぐに、奥行800mm幅425mm高さ2000㎜以上の収納がありました。
ゴルフバッグを入れてしまう以外の使い方が思いつけない風貌です。

玄関に私が欲しかったものの一つに、段ボールをポイポイ入れておける場所や、COOPの発泡スチロールを置く場所があります。
そこで、奥行の深さを利用して、下部を段ボール兼発泡スチロール箱入れ、上段は手前を玄関から使う収納、上段の奥はトイレで使う収納と、
3種類の収納として設計しました。

■③洗面室の収納問題
洗面室にタオルやパジャマを置く造作収納が欲しいのですが、洗面室が縦長の形をしているので設置が困難でした。
キッチンとトイレに挟まれている為、洗面室の寸法を大きく取ることも不可能でした。
今の形を生かしたまま収納を作る案を作ってみたのですがしっくり来ず、着工までの課題として残っていました。


そこで、洗面台の寸法を1200mmから1000mmに変え、キッチン側の冷蔵庫の場所を手前から奥に変更することで
洗面室の入り口付近の幅を大きめに取り、そこにある程度幅のある可動棚を設置することができました。

また、その横にマグネットが付くキッチンパネルを設置し、小物を収納したりゴミ箱を浮かせたりできる多目的な壁面を設計しました。
洗面台が200mm小さくなるデメリットはありますが、マグネットの壁面に鏡をつけたりすればそこでも洗面台に近い役割を与えられると想定しています。
これらの問題解決以外にも自分にとっての住みやすさ・居心地の良さを追求したリノベーションがどうなったのか、
5月に予定している完成現場見学会で実際にご覧いただければと思います。
さて次回はいよいよ工事開始!
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